ハーフスイングとは?阪神・原口の三振判定でネット過熱 燕OBも断言「これは振ってない」

 2回、スイングをとられ、空振り三振に倒れる原口(撮影・飯室逸平)
 2回、空振り三振の判定に激高する原口(撮影・棚橋慶太)
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 「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト7-1阪神」(12日、神宮球場)

 阪神・原口のハーフスイングの判定を巡り、ネットでは「振ってない」のワードがトレンド入りした。

 3点を追う二回、無死一塁。原口はフルカウントからファウルで5球粘って13球目、低めのフォークにバットは止まったかと思われたが、一塁塁審・山路審判員はスイングを取り、三振となった。

 厳しい判定に、原口はヘルメットを脱ぎ、思わず一塁審判に向かって声を発し、悔しさをのぞかせた。

 CS放送では、実況が「納得行かない、原口!」と伝えると、ヤクルトOBの解説者、真中満氏は「これは振ってないですね。これは(ヤクルトは)助かりましたね。(原口は)あれを見逃すためにファウルしていた。これは(四球か三振かで)、かなり違いましたよ」と解説。同じく、解説の高木豊氏は「原口はこれだけは避けようと引きつけていた。これは全然、振ってない」と断言した。

 今季限りで阪神を引退した糸井嘉男氏もツイッターで、「うん!!振ってない」とつぶやいた。

 公認野球規則にはストライクゾーンについてはイラスト付きで説明があるものの、「ハーフスイング」の定義はなく、一般的には手首が返ったか否かとも言われる。

 8・02(c)【原注2】

 「ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審は、このような要請があれば、塁審にその裁定を一任しなければならない。

 塁審は球審からのリクエストがあれば、ただちに裁定を下す。このようにして下された塁審の裁定は最終のものである」

 「監督が、ハーフスイングに異議を唱えるためにダッグアウトから出て一塁または三塁に向かってスタートすれば警告が発せられる。警告にもかかわらず一塁または三塁に近づけば試合から除かれる」

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