井上ヘッドら6コーチ阪神に別れ 金村コーチは2軍投手コーチへの配置転換打診も固辞
岡田政権誕生に伴い、複数のコーチが球団を去る。金村暁1軍投手コーチ(46)は、2016年から1軍のブルペン担当として、鉄壁の中継ぎ陣を作り上げてきた。球団は来季の2軍投手コーチへの配置転換を打診したが、本人がこれを固辞し、辞任を決めた。
久慈照嘉内野守備兼バント担当コーチ(53)も辞任の意向を球団に伝えた。金本政権誕生の16年に、1軍内野守備走塁コーチとして2度目の入閣。矢野監督就任後も同職を担当し、中野ら若手を熱心に指導したが、チーム失策は5年連続リーグ最多となり、課題の解消には至らなかった。
また矢野政権2年目の20年に1軍打撃コーチに就任し、21年からは現職を務めた井上一樹1軍ヘッドコーチ(51)、今季から1、2軍巡回コーチとして、4スタンス理論をもとに佐藤輝らを指導した藤井康雄氏(60)、藤井彰人1軍バッテリーコーチ(46)、新井良太1軍打撃コーチ(39)も退団の予定となっている。