虎メダルは?阪神・岡田新監督の考えるファンサービス「(現場は)喜んでもらうためには勝たないと」

 笑顔で会見する岡田新監督(撮影・飯室逸平)
 監督就任会見を終え笑顔で話す(左から)藤原オーナー、岡田新監督、百北球団社長(撮影・飯室逸平)
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 阪神の岡田彰布新監督が16日、大阪市内のホテルで就任会見を行った。報道陣からファンサービスについて問われると「それは、それ専門の人が(フロントに)いる。(現場は)負けるより勝つことでしょ。ファンの人に喜んでもらうためには勝たないといけないですよね」と語った。

 自身も幼少期から熱烈なタイガースファンで、93年オフに阪神からオリックスへ移籍を決断した際には「今日で、タイガースのユニホームは脱ぎますが、これからもずっと阪神ファンであり続けます」と語った言葉は今も虎党の語りぐさとなっている。

 それだけに、阪神ファンが一番、何を求めているかを知っている新指揮官。会見ではファンの印象について「コロナでおとなしくなったですね」と趣深いコメントを残し「昔からすごかったんでね。一喜一憂とか。もうちょっと黄色でいっぱいのお客さんにきてもらって、ファンの人に喜んでもらう」と語り、「強いチームの時はこの選手を見に行こうとか。そういう固まり合う時の方がチームが強いんで。大山を見に行こう、佐藤を見に行こうとか。勝敗がつくんですけど、勝ち負け関係無しに大山、佐藤の4打席を見たいというね。そういう理由のある選手をつくらないといけないと思いますね」。ファンが高い入場料を払って試合を見に来てくれている中、例え大きくリードされていても、最後までスタンドに残って見たいと思えるようなスター選手を育成することが、最大のファンサービスであると語った。

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