岡田阪神VS原巨人は35勝34敗1分けと肉薄 深夜のバッティングセンターで2人快音連発した過去も
阪神の岡田彰布新監督が16日、大阪市内のホテルで就任会見に臨んだ。話題に上がったのはVS巨人・原監督だ。
岡田新監督の方が1学年上ながらともに大学日本代表でクリーンアップを組み、オフの日には東京の深夜のバッティングセンターで2人並んで快音を連発し、周囲の度肝を抜いたというエピソードを持つ2人。プロに入っても阪神、巨人の主軸としてしのぎを削り合い、監督としても伝統の一戦を盛り上げた。
岡田第1次政権で巨人・原監督と対決したシーズンは2006年からの3シーズン。その間の通算勝率は岡田監督=・567、原監督=・535と岡田監督が優勢。巨人との伝統の一戦の通算勝敗成績も35勝34敗1分けで阪神が勝ち越し。一方、各年のシーズン順位は阪神=2位、3位、2位。巨人=4位、1位、1位。巨人は07&08年で連覇。08年は、阪神が最大13ゲーム差を逆転されて優勝を許したシーズンだった。
この日、巨人について問われた岡田監督は「原監督も全然大丈夫ですよ。昔から知ってるから、全然大丈夫ですよ。何をされても」ときっぱり。原監督は「一つ先輩ではありますけども、同世代でね。高校、大学、プロと。その人が、またプロ野球に監督として戻ってこられたのは大きな刺激です。お互い頑張りましょうという感じですね」と熱い口調で語り「老体にムチを打ちながら、やりましょう(笑)という感じです」とユニークなエールを送っていた。