阪神・藤浪の代理人は凄腕ボラス氏 「メジャーで投げる力ある」と太鼓判

 阪神は17日、藤浪晋太郎投手(28)のポスティングシステムを利用した今オフの米大リーグ挑戦を容認すると発表した。今年のポスティング申請期間は11月1日から12月15日まで。藤浪の交渉役を務めるのは、シャーザー(メッツ)、コール(ヤンキース)の両投手や、ハーパー外野手(フィリーズ)ら、リーグを代表する選手たちをクライアントに持つ代理人事務所「ボラス・コーポレーション」の代表を務めるスコット・ボラス氏(69)だ。

 元内野手で1980年代にエージェントに転身して約40年。経済誌から「世界一」の称号を与えられた凄腕代理人は本紙の取材に対し、先発投手としての藤浪について「彼はメジャーリーグで投げる力があるのは間違いない」と太鼓判。中でも今季後半の投球内容を「球速も出ていたし、ファンタスティックだった」とたたえた。

 セールスポイントは最速162キロの剛球と可能性を秘めた体格だ。「ずっと球威のある球を投げている。日本で彼を打てる選手は多くない。打者を支配していた」とボラス氏。「制球に問題はあったが、それも良くなりつつある。メジャー球団もその部分を期待していると思う」と話した。

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