日本ハムから移籍の阪神・渡辺、高浜が会見 渡辺「開幕レギュラー」高浜「キャリアハイを」
江越、斎藤と2対2のトレードで、日本ハムから阪神に移籍する渡辺諒内野手(27)、高浜祐仁内野手(26)が23日、兵庫・西宮市の球団事務所で入団会見を行った。
岡田監督が求める右の野手として補強された二人。渡辺は「欲しいって言っていただけたので、そこはうれしい気持ちでしたし、早くユニホームに袖を通したい」と、24日から始まる秋季練習に向けてはやる気持ちを抑えられない様子。「新体制にもなりましたし、開幕戦からしっかりレギュラーとして活躍して、リーグ優勝、日本一に少しでも貢献できるように頑張りたい」と激戦となる二塁のレギュラー奪取に意気込んだ。
一方の高浜は「誰もがタテジマというものに憧れて野球をやっていると思うので、そういうユニホームを着られるというのはすごくうれしく思います」と、2007年ドラフト1位で入団した兄・卓也(ロッテ移籍後、21年引退)に続く阪神入りを喜ぶ。「入団した時の気持ちをもう一回思い出して、しっかりアピールして、キャリアハイの成績を残せるように。あとはチームが優勝できるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。
▽渡辺 諒(わたなべ・りょう)1995年4月30日生まれ、27歳。茨城県出身。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。内野手。今季推定年俸5000万円。東海大甲府から2013年度ドラフト1位で日本ハム入団。14年9月30日・西武戦(札幌ドーム)でプロ初出場初先発(8番・遊撃)。
▽高浜 祐仁(たかはま・ゆうと)1996年8月8日生まれ、26歳。佐賀県出身。185センチ、90キロ。右投げ右打ち。内野手。今季推定年俸2200万円。横浜から2014年度ドラフト7位で日本ハム入団。1年目の15年9月30日・ロッテ戦(札幌ドーム)で初出場初先発(9番・三塁)。19年オフに育成契約となるが、20年7月に支配下登録復帰。阪神、ロッテでプレーした高浜卓也氏は実兄。