阪神・岡田監督「安芸に来るとキャンプという雰囲気」キャンプ初日一問一答(1)

 笑顔で球場へ入る岡田監督(撮影・飯室逸平)
 岡田監督(奥)が見る中、打撃練習をする井上(撮影・田中太一)
 取材を受け、笑顔を見せる岡田監督(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 2019年以来、3年ぶりとなる秋季キャンプがスタートした。岡田新監督は大山に身ぶり手ぶりを交えて打撃指導を行ったり、守備練習では自らグラブをはめて実演したりするなど、精力的に動いた。

 初日の練習を終えた岡田監督の一問一答は以下の通り。

  ◇    ◇

 -3年ぶりの安芸キャンプで地元も待ち望んでいたように見えた。

 「いやいや、まあ、そうね。3年ぶり言うても、俺は15年ぶりやから。ここの安芸の市長が言っていたけど、ここからスタートを切れるのは、年配というか上の者は、ほとんどこの安芸がメインだったから。そういう意味でシーズンのスタートを安芸で切れたのは、おーん、良かったと思うけどね。3年ぶりと言うけどね、来年に向かってはね、良かったと思いますよ」

 -久々に安芸キャンプに来た感想は。

 「1週間、甲子園でやったけど、やっぱり甲子園は試合会場というかね、甲子園で練習というのはピンと来ないんで。安芸に来ると、やっぱりキャンプという雰囲気もあるし、ちょっと違いますよね、甲子園とは、おーん。こっちの方が練習しやすい。甲子園は練習しづらいね、試合するところやから」

 -安芸の方がやりやすい。

 「練習はやりやすい。ここで練習するのが当たり前と思ってやってきたから」

 -キャンプ初日の感想。

 「フェニックス組は今日から合流して、昨日、一昨日までゲームやっていたから体はできていて動けると思っていたけど。今日、野手もピッチャーもちょっと見て、まあ、どうだろ、元気にね、おーん、何とかこの3週間でフェニックス組を含めてもう少しレベルアップができれば。思っていた以上に動けているというかね、そういうふうな感じも受けたし、これはもう毎日のね、3週間の積み重ねだと思うので、おいおいやっていこうと思います」

 -今日の練習は重点的にどこを見たか。

 「午前中、守備とかシートノックとか連係をやっているけど、ポジションを別にしてね、まずは基本というか、外野手もまずカットマンに投げろとかね、そういう連係というかね、おーん。この期間はそういうものの積み重ねだから。どこのポジションが適応しているとかはね、この3週間が終わる頃には、適応したポジションというかね、そういうのも探さないといけないと思うし。まあ、打つ方は急に良くならないからね。でも今日、フェニックス組を見たけど、思ったよりもちょっと変わっている選手もいたね。良くなっていたよ。フェニックスから帰ってきた選手ね、おーん」

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