元阪神・一二三 12年ぶりの投手で2奪三振の力投 16年戦力外 縦じまでトライアウト参加

 合同トライアウトに挑む一二三(撮影・伊藤笙子)
 合同トライアウトを終えた一二三(撮影・伊藤笙子)
 合同トライアウトを終え、厳しい表情で下がる一二三(撮影・伊藤笙子)
3枚

 「12球団合同トライアウト」(8日、楽天生命パーク宮城)

 元阪神の一二三慎太投手(30)が合同トライアウトに参加。打者3人に対して2つの三振を奪うなど好投した。

 阪神時代の背番号「36」のユニホームでマウンドに上がった。ゆったりとしたサイドスローから繰り出される直球やスライダーを武器に、日本ハム・樋口、片岡を連続三振に仕留める。最後の片岡に四球は与えたが、ケガを乗り越えた右腕の投球にスタンドからは拍手が送られた。

 一二三は東海大相模高から10年のドラフト2位で阪神に入団。右肩痛もあり1年目のオフから外野手に転向したが、結果を残せず16年に戦力外通告を受けた。退団後は独立リーグでのプレーも経験。現在は大阪でパーソナルトレーナーとして活動している。

 一二三は「肩の手術2回経験して投手としては12年のブランクがありますが、もう一度、マウンドで腕を振る姿を見ていただきたいです」とコメント。懸命に腕を振った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス