「不思議な縁」阪神の来季開幕戦で激突 岡田監督VS三浦監督 大阪・玉造が結んだ糸
セ・リーグは8日、来季の公式戦日程を発表。岡田彰布新監督で臨む阪神は来年3月31日に京セラドームでDeNAを迎え撃つことが決まった。
第2次政権の初陣は“不思議な縁”を持った相手だ。DeNA・三浦監督は、父が岡田監督の実家がある大阪・玉造で生花店を営んでいた関係で、私設後援会「岡田会」の一員だった。小学生時代から交流を持っていたことを明かしており、球場で応援したりサインをもらっていた。食事を共にすることもあったという。
岡田監督の就任発表直後に「不思議な縁かなと思います」と笑顔を見せていた三浦監督。幼少期、阪神ファンだった番長にとって「岡田彰布」はまさにヒーロー。現役時代のキャンプ中には、当時オリックスに在籍していた岡田新監督との対戦も思い返した。「1番喜んでいるのは、うちのおやじかな」とうれしそうだった。
その2人が指揮官として開幕戦でぶつかる。10月半ばに「負けるわけにはいかないです。私情は挟まないですよ」と強い決意を語っていた三浦監督。新星岡田阪神の船出は興味深い一戦になりそうだ。