阪神・岡田監督 外野もGG賞ポジション別選考“岡田節”で提言「全然ちゃうで」
阪神・岡田彰布監督(64)が14日、三井ゴールデン・グラブ賞の選考方法について外野手もポジション別で選ぶべきと提言した。今年は近本に加えて、ヤクルト・塩見、中日・岡林が受賞したことを受け、“岡田節”で持論を展開した。
「外野はポジション別やないんやなあ。内野は一緒くたにされることないけど。岡林はライトか。センター2人(近本、塩見)やろ。(外野も)専門職やもんな。センターが誰がうまい、みたいの方がアレやねんけどな」
守備重視の岡田監督らしい考えだ。同賞の内野手は遊撃、二塁などそれぞれポジション別で選ばれる。ただ外野手は左翼、中堅、右翼がひとくくり。「レフトとライトじゃ全然ちゃうで。ボールの切れが。ライトは肩の強いのが欲しいけどな」と疑問を投げかけた。
「塩見選ばれへんかったんかと、日本シリーズで(飛球を)落としたのが響いたかと思ったけどな(笑)」と指揮官。守備に人一倍の強いこだわりを持つだけに、異例の提言となった。