阪神・梅野 来季はやったるぞ!岡田監督から正捕手指名「モヤモヤ晴らせるように」
阪神・梅野隆太郎捕手(31)が30日、正捕手の自覚を口にした。岡田新監督からレギュラーの指名を受け、気合十分。1年間、扇の要を守り抜く決意だ。
「自分のモチベーションが上がるのもありますけど、責任を持ってシーズンを戦い抜きたい。そういう言葉は自分にプラス。みんなで勝ちにいくためにキャンプから作り上げていけたらいいと思う」
今季は坂本、長坂と併用され、100試合の出場にとどまった。打率・228、4本塁打、25打点。「自分の中でモヤモヤ(していた)。来年晴らせるようにしっかりと結果を残したい」。来季にかける思いは人一倍だ。
第3クールまで参加した秋季キャンプでは、充実の日々を過ごした。「練習もピリッとした感じで。プロ野球らしい緊張感がある」。守り勝つ野球を掲げ、チームの決めごとを徹底する“岡田野球”にも共鳴した。
「成功するためにやるけど、失敗しないためにはどうしようか考えると思う。守りのミスがチームの成績につながってくると思う」
安芸を離れる際、指揮官からは「心配ないから、とにかくしっかりやってくれ」と言葉をかけられたという。「その準備をするためにオフは大事になってくる」と梅野。将の信頼には結果で返す。正捕手の座は譲らない。