阪神・藤浪晋太郎「期待と不安」 ポスティング申請をMLBが受理 交渉スタート

 阪神は1日、藤浪晋太郎投手(28)のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きをMLBへ申請し、受理されたと発表した。

 藤浪は「ここからようやく本格的にメジャー挑戦に向けた動きが始まるという期待感と、一抹の不安があるというのが今の正直な思いです。ポスティング申請に至るまで様々な面で携わっていただいた方々に感謝の思いを持って、しっかりといい話ができるようにしていきたいと思います」とコメントした。

 MLB側との交渉期間はこれまでの30日間から45日間に延長された。2017年12月に発効した現行の協定では、選手は米大リーグ全球団との交渉可能で、契約が成立すれば契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。

 藤浪は12年度ドラフト1位で阪神に入団。高卒1年目から3年連続2桁勝利をマークした。今季は16試合で3勝5敗、防御率3・38。10年間で189試合に登板し、通算57勝54敗、防御率3・41の成績を残している。

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