阪神・近本 今年も珍トレやります ダンスで「脳」と「動き」の連動高める

 今年も“珍トレ”やります!阪神の近本光司外野手(28)が3日、今オフにダンストレを取り入れていることを明かした。

 特殊な動作を通して、脳のイメージと実際の動きの差を埋める『コーディネーショントレーニング』という鍛錬法。昨オフは「やったことがない感覚が欲しい。脳への刺激にもなる」とバク転、バク宙をマスター、四つんばいで砂浜を歩くなどのアニマルトレーニングも行った。

 今回は「何かと組み合わせたバク宙をするとか、そっちになってくると思う。また今年は筋肉に神経を通していく、筋肉を今までと違う使い方をする、みたいな感じで。それを野球につなげていく」と独特の方法で、さらなる能力開花を狙う。

 その中で取り入れるのがダンストレだ。「基本的に筋肉の使い方はダンスから取り入れる。みんなが思っているダンスをやるということじゃないので、また難しい」と詳細な説明は避けたが、昨オフのバク宙マスター時と同様に、自身の公式インスタグラムで動画を公開する予定だ。

 さらに、近本は漫画もプレーの参考にしている。主人公がイーグルアイというフィールド全体を俯瞰(ふかん)できる特殊能力を持つサッカー漫画『アオアシ』を「そういうのを意識しながら、練習で(ノックを)受けたり」と明かした。

 今オフも年内は淡路島、年始からは沖永良部島などで自主トレを行う予定の近本。目標に掲げる200安打達成へ向けて、あらゆるトレーニング方法で進化を遂げる。

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