阪神・近本 1億7000万円で契約更改 5年目へ「新しい阪神タイガースになる」
阪神・近本光司外野手(28)が7日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2000万増の1億7000万円でサインした。(金額は推定)
契約更改を終えて「自分自身も去年、最後、ちょっとけがをしてしまったので、その心配もあったんですけど、今年1年はけがなく通してできた。コロナはあったんですけど、それを通してできたというのは、自分の中ではよかったと思います」と率直な思いを口にした。
4年目の今季は、132試合に出場し、打率・293、154安打、34打点、30盗塁。2年ぶりの盗塁王に輝いた。また、2年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞も獲得。球団タイ記録となる30試合連続安打を放つなど、チームの顔として存在感を示した。
5年目となる来季。「監督が新しくなって、チームも新しい阪神タイガースになると思う。そういった意味では選手としもすごい楽しみな部分もありますし、どういう野球をするんだろう。どういう選手が出てくるんだろうとすごく思うので。すごく楽しみな部分ではある」と気持ちを高ぶらせた。18年ぶりのリーグ優勝へ、選手会長が先頭でチームをけん引する。