藤浪の代理人 メジャー契約に自信「救援と先発、両方で興味をもつチームたくさん」
メジャー移籍を目指して1日にポスティングシステムの申請を行った阪神・藤浪晋太郎投手(28)の代理人を務めるスコット・ボラス氏が6日(日本時間7日)、サンディエゴ市内で取材に応じ、「多くのチームから話し合いたいとの要望がある」と現状を明かした。「本人に場所にこだわりはない。メジャーで投げたい、その機会を得たいという気持ちしかない」と右腕の熱い思いを代弁した。
160キロを超える速球と鋭いフォーク。右打者の内角に食い込むツーシームも大きな武器だ。「特にシーズン後半はスプリットへの評価が高かった」。リリーフとしての起用を考えている球団もあるが、同氏は「本人は先発を希望している。救援と先発、両方で彼に興味をもっているチームがたくさんある」と言った。
交渉期間は45日間。新天地が正式に決まるのは年明けだ。敏腕で知られるボラス氏は「1、2週間のうちにどの球団がオファーを提示すのか分かるだろう」と、今後の流れを予測。「彼がメジャーの一員になるのは間違いない。多くのチームが興味を持っている」と自信を見せた。