藤浪「アメリカなので」“メジャー仕様”グラブ要望へ 日本人選手は「みんな対戦できれば」

 ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す阪神・藤浪晋太郎投手(28)が9日、アドバイザリープロスタッフを務めるZETT社を訪問。メジャー仕様のツートンカラーのグラブを要望する可能性を明かした。

 「アメリカなのでいろいろ規制が緩かったりする。変えたりするかもしれない」。公認野球規則には「投手は、そのグラブの色と異なった色のものを、グラブにつけることはできない」と明記されており、NPBでは投手のグラブ本体は単色であるものを使用することが決められている。

 メジャーでは投手のグラブカラーについてのルールが緩和されるため、ツートンカラーのグラブの使用が可能。メインカラーは現在使用しているグラブと同様に紫。差し色に黒を選択し、同社に要望を出した。

 オリックス・吉田正はポスティングシステムでレッドソックスへの移籍が決定し、「日本人選手はみんな対戦できればと思います」と藤浪。メジャー移籍の実現を信じ、準備を進めていく。

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