阪神新外国人大トリはノイジー 左翼大本命は推定年棒1億7940万円で契約 背番号7「非常に興奮」
阪神は16日、シェルドン・ノイジー外野手(28)=前アスレチックス傘下3A=と来季の選手契約を締結したと発表した。推定年俸は130万ドル(約1億7940万円)で、背番号は今季まで糸井がつけていた「7」に決まった。
ノイジーは球団を通して「オファーを頂き、ただただ光栄です。歴史と伝統のあるタイガースの一員になれることに非常に興奮していますし、勝利に貢献できるように頑張ります。チームが必要とする役割を、しっかりまっとうしていきたいです。新しいチームメイト、そしてタイガースファンのみなさまと日本でお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
中継ぎビーズリー、先発B・ケラーの投手2人、マイナー140発の外野手・ミエセスに続く新外国人獲得。ノイジーが“大トリ”となり、唯一残留したK・ケラーと合わせて来季は助っ人5人体制で臨む。
その他の新外国人の推定年俸がミエセスが50万ドル、B・ケラーが60万ドル、ビーズリーが80万ドルだけに、130万ドルのノイジーは新助っ人の中でも最も期待が高い“本命”となる。
ノイジーは広角に打てる右のパワーヒッター。メジャー通算147試合で、打率・212、7本塁打、37打点。マイナーでは517試合で、打率・299、67本塁打、323打点の成績を残した。岡田監督は「ええバッターや。(資料の)映像では右中間にホームランも打っとった。コンパクトに打つし、めちゃめちゃホームランバッターじゃなく、どっちかいうと確実性がある方」と評価する。
今季は一塁、二塁、三塁、遊撃とすべて内野で出場し、さらに投手としてもメジャーで3試合に登板しているユーテリティープレーヤーだが、岡田阪神では外野を守る予定。左翼のレギュラー最有力候補となっている。