阪神沖縄キャンプ臨時コーチ 赤星氏2・4&5、鳥谷氏2・9&10 岡田監督要望通り紅白戦前に
阪神の来春、沖縄キャンプに臨時コーチとして招へいされる野球評論家の赤星憲広氏(46)、鳥谷敬氏(41)の指導予定期間が28日、明らかになった。
赤星氏が第2クールとみられる2月4、5日、鳥谷氏が第3クールとみられる同9、10日に臨時コーチを務める予定。岡田監督が「できれば紅白戦までにしてくれと。まだ練習の過程の中で、来てくれた方がな」と要望していた通り、1、2軍合同、延長12回制で行われる11、12日の紅白戦前に指導することになった。
赤星氏は和田豊監督時代の2012年の春季キャンプで臨時コーチを務めて以来、11年ぶりの古巣指導。一方、現在は野球評論家を務める傍ら、パナソニック野球部でコーチを務める鳥谷氏の阪神での指導は初となる。
赤星氏は主に走塁、外野守備でのレクチャーに期待。鳥谷氏はチームの課題でもある内野守備の指導に注目が集まるが、指揮官が期待するのは『優勝経験者』による臨時コーチの意義だ。「やっぱりそら違うよ。何か、選手もな」と03、05年優勝メンバーの赤星氏、05年Vを知る鳥谷氏が直接指導する価値の大きさを強調する。
現在の若いメンバーにとっては、憧れのスターでもある両氏が、岡田監督のために一肌脱ぐ。