阪神・西勇輝投手（３２）、西純矢投手（２１）が１６日、沖縄県宜野座村で自主トレを公開した。屋内で１時間１５分ストレッチや体幹トレーニングを行い、その後、遠投のキャッチボールを２０分、強めのキャッチボールを２０分行った。

　西勇は「シーズンオフの１０月からトレーニングの量はあまり落とさなかったので。この時期にしては自分の中では動けているなと思いますね」と順調な様子。

　現在は最高出力を上げることに着手し、「トレーニングやランニングに新たな取り組みを入れながら練習してます」と明かした。昨年も一緒に自主トレを行った西純については「ウエートに関してはパワーがすごいので、どういう使い方をしてるのかを見ながら。気を使わない相手なので、リラックスした感じで練習ができている」と話した。

　西純も西勇との練習に「ランニングもウエートも自分よりも前に前でっていう感じでされていて、自分も負けないように食らい付きながら練習しています」と充実した表情を見せた。現在は自分の体をさらにコントロールする意識を持ってトレーニングに取り組んでおり、「今年は２桁勝利と規定投球回目指して頑張ります」と意気込んだ。