阪神・大山 V形態へ“虎ンスフォーム”や 23年ウル虎ユニ発表「普段と全然違う」

 阪神が23日、兵庫・西宮の球団施設で、毎年恒例「ウル虎の夏2023」(7月25~30日)で着用するサードユニホーム「ウル虎イエローユニホーム」お披露目会見を行い、大山悠輔内野手(28)と青柳晃洋投手(29)が出席した。大山は21年にウル虎ユニホームをまとってサヨナラ打を放っており、縁起のいい戦闘服に「勝ち試合を見せられるよう頑張りたい」と気合。青柳も黄色に染まるスタンドに勝ち星を届けることを誓った。

 阪神ファンの脳裏に焼き付く“ウル虎の記憶”がある。21年7月12日、DeNA相手に0-3の劣勢で迎えた九回、4者連続適時打でサヨナラ勝ち。奇跡の立役者となり、勝負を決めた最終打者こそ、大山だった。

 「あの試合はすごく覚えてます。土壇場から追いついて、(引き分けがなく)九回で終わりだったので、勝ち切れたのはすごく大きかった」。ウル虎イエローユニホームで放った一撃により、「やっぱり勝つことは大事」と再認識させられた。

 11年目を迎えるウル虎の夏。岡田新体制になったことなどを踏まえ、「変化」を意味する「トランスフォーム」がコンセプトの近未来的デザインが採用された。白いラインがあしらわれ、ロゴは発光をイメージした字体。甲子園での7月25~27日の巨人戦、同28~30日の広島戦で着用し、同型ジャージーが来場者に配布される。4月25~27日の巨人戦でもお披露目を兼ねて着用する。

 黄色一色に染まる聖地には、「普段とは全然違います。特別な日」と自然と力がみなぎる。SF風ユニホームで戦う今夏。「監督が代わって、チームも変わってくると思う。(個人的にも)年齢も上になって自分だけじゃなく、(他の)選手が困ってないかとか、感じ取って変えていきたい」。V形態へと“虎ンスフォーム”して、必ずや実りの秋を迎える。

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