阪神・中野 虎の顔になる グッズ売り上げ1位常連だった鳥谷氏のように
阪神・中野拓夢内野手(26)が25日、熊谷敬宥内野手(27)と甲子園球場施設内で行われた新作タイガースグッズ内覧会に出席。幼い頃から憧れだった阪神OBの鳥谷敬氏(41)が選手グッズ売り上げ1位の常連だったことを伝え聞き、自身も選手ランキングトップを目指すと決意した。名実ともに球団の顔となるために、3年目は大暴れだ。
アイドルのコンサートにありそうな自身のうちわを見た中野は「ジャニーズみたい」とニヤッと笑った。2年連続で参加したグッズ内覧会。昨年よりも虎党からの人気度はさらに上昇してきているが、将来的には球団の売り上げランキング1位に君臨する選手になりたいと思いをはせた。
「もちろん取れるなら1位を取りたい!!」
幼い頃から憧れていた鳥谷氏は阪神での現役時代、グッズ売り上げランキング1位の常連選手だった。ファンから愛されていた選手とも言える証し。憧れの先輩のように球団の顔となるためにも、トップの座を奪いにいく。
昨年の売り上げランキングで中野は5位だった。1位の座にいるのは、同期入団の佐藤輝で以降は2位・近本、3位・大山、4位は昨季引退した糸井だった。「輝(佐藤輝)に限らず梅野さんや近本さんやいろんなカッコイイ人がいるので、負けないようにたくさんグッズを売っていきたい」。今年、人気争いでは負けないつもりだ。
球団の営業担当者も中野の売り上げ1位獲得に期待を寄せている。「球団としてもそのコメントを受けて、ここからさらに中野選手のグッズを増やすようにします」と約束した。
中野自身が特にオススメしたのは、「西川の点で支える健康マットレス」。実際に寝転がって体感するシーンもあり「自分が持っているマットレスに近い。寝心地抜群だと思います」とPRした。
新グッズは、グラウンドで戦うモチベーションにもつながる。「今年から新体制になり、グッズもいっぱい出していただいている。全員でアレを目指してファンの皆さんと一緒に頑張っていきたい」。走攻守全てでアレの立役者となり、甲子園中を中野グッズで染める。