阪神ドラ5戸井“門田打法”継承誓う 天理高の先輩「目指さないといけない選手像」

 寒空の中、練習に励む戸井
 生駒・熊田主将(右)と握手と交わす戸井(撮影・北村雅宏)
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 阪神ドラフト5位・戸井零士内野手(18)が25日、天理高の先輩で、南海などで活躍し24日に74歳で亡くなった門田博光氏に敬意を示し、“門田打法”の継承を宣言した。

 NPB歴代3位の567本塁打を放ったレジェンドと直接の面識はないものの、現役時代の映像を見るなどして偉大さを実感。「ミートがうまい印象が大きいです。目指さないといけない選手像」とルーキーとしてプロ人生の幕を開けるにあたり、遥かな目標に定めた。

 天理高教員からも門田氏についての話を聞く機会があったという。「トップの位置が昔の選手はいい位置にあるとおっしゃっていたので、トップの位置を自分なりに考えながら、強いスイングを心がけていきたい」と表情を引き締めた。

 この日は、天理高野球部として文化庁「関西元気文化圏賞」特別賞に選出され、大阪市内で贈呈式に出席。「人間性の部分もしっかり磨いて、野球の技術もアップしていきたいです」と向上心を抱いていた。

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