阪神・湯浅京己 侍仕様の“日の丸グラブ”で世界一へ WBC専用グラブをザナックス社が作製
第5回WBCで野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーとなった阪神・湯浅京己投手(23)が今年からアドバイザリー契約を結ぶザナックス社に侍仕様のグラブを発注したことが26日、分かった。
シーズン用のグラブでは手のひらの当たる裏平部に蒼いクマのデザインがあるが、今回のWBC用グラブでは日の丸に変更した。こだわりは、それだけではない。ネイビー×赤の配色のグラブを自身でセレクトし、WBCを連想したカラーとなっているという。
阪神でザナックス社を活用する選手で、WBCに出場するのは藤川球児球団本部付SAに次いで2人目。背番号は「22」。藤川SAも第2回で背負った番号で、夢舞台に臨む。
侍ジャパンの栗山監督からも年末に電話があった際に「世界一になるために力を貸してくれないか」と熱い思いを伝えられたという。
「大変、光栄ですし、ジャパンの一員としてWBCに出場させていただけることにしっかりと感謝し、覚悟を持って臨みたいと思います」。海外の強打者をねじ伏せて世界一を奪還へ-。侍グラブを相棒に、大舞台で全力投球を披露する。