阪神新助っ人・ミエセスが入団会見「力もあると思っています」ド迫力の風貌に大山もビックリ!?
阪神の新外国人・ヨハン・ミエセス外野手(27)=前レッドソックス傘下3A=が27日、西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。
シルバーのスーツに身を包み、タイガースカラーのドレッドヘアーで会見場に足を踏み入れた。右手をへその前に据え、真摯に一礼。身長185センチ、120キロの巨漢を揺らしながら静かにマイクの前に座った。
「とてもうれしい気持ちですし、チャンスいただいたので、それをしっかりものにしたいという気持ちです」。マイナー通算140発を誇る右の大砲。ただ、持ち味のパワーだけにこだわるのではなく、「力もあると思っていますけど、しっかりとヒットを打ったりとか、平均的に打率を上げていくのが大事。そういうバッティングを意識してやりたいと思います」と確実性にもフォーカスした。
会見後は甲子園の室内練習場で約1時間の自主トレを実施。キャッチボール、室内打撃などで汗を流した。練習中には、外野の定位置を争うドラフト1位・森下(中大)、前川らにあいさつ。ミエセスの姿を見た大山は、その体の大きさからか驚いたような表情を見せた。「みんなと関われるようにしゃべっていきたいなと思いますし、それがコミュニケーションを取る上で大事なこと」と話したとおり、積極的にチームメートと交流した。
「具体的な数字よりも勝つことが目標となってくる。そこは優勝に導けるようにやりたいと思います」と背番号55。迫力満点のボディで聖地を沸かし、“アレ”達成の使者となる。