阪神の新外国人、ジェレミー・ビーズリー投手（２７）＝前パイレーツ３Ａ＝が２８日、西宮市内で入団会見を行った。鉄壁リリーフ陣に新たな１ピースとして加わる背番号「９９」は、「阪神タイガースのイメージとしては勝つ球団だなと感じています。熱狂的なファンがいるということと、スタジアムもキレイと聞いていますので、すごい興奮してます」とあいさつ。日本食にも興味を示して、「いろんな種類のラーメンを食べることが好きなので、それも楽しみにしています」と舌なめずりした。

　「闘志を前面に出していく投球スタイル」と自己紹介。ＹｏｕＴｕｂｅで日本野球をチェックしてから来日したという勉強家の一面もあり、「アメリカと違うと思ったのは、コンタクトとかスモールベースボールというバッターが多かった。対戦しながら経験していきたい」と分析していた。

　ビーズリーの魅力は奪三振率で、メジャー通算２４回２／３で３３三振をマークし、奪三振率は驚異の１２・０。昨季ブルージェイズでは９試合登板にとどまったが、３Ａでは２０試合で２勝１敗、防御率２・６１と安定していた。