阪神新助っ投「ラーメン大好き」ビーズリー 投球スタイルもまるでメッセンジャー
阪神の新外国人、ジェレミー・ビーズリー投手(27)=前パイレーツ3A=とブライアン・ケラー投手(28)=前レッドソックス傘下3A=が28日、西宮市内で2人そろって入団会見。ビーズリーはラーメン好きであることを告白した。
ラーメン大好き男の再来だ-。「いろんな種類のラーメンを食べることが好きなので、それも楽しみにしています」と、“麺パワー”でフル稼働する。
猛虎に頼もしい助っ人が加わった。ラーメン好きといえば19年まで在籍し、日本通算98勝を記録したメッセンジャーだ。強気な投球でチームを支えた。その助っ人エースと食の好みだけでなく、スピリットも同じものを持っている。自身の特長には「闘志を前面に出していく投球スタイル」と強調した。
もちろん、結果を残すために日本野球は研究済み。ユーチューブなどで勉強してきたことを明かし、「コンタクトとか、スモールベースボールという打者が多かった。打者がどういう対応してくるのか、どういう反応してくるのかというのは、対戦しながら経験していきたい」と実戦を心待ちにした。
この日は、甲子園室内練習場でキャッチボールを行い調整した。セットアッパー候補の右腕は「チームの勝利に貢献すること、優勝させること、それを目標にやっていきたい」と気合十分。頼もしい勤勉家がブルペン陣を支えてくれそうだ。
◆ジェレミー・ビーズリー(Jeremy Beasley)1995年11月20日生まれ、27歳。米国出身。191センチ、109キロ。右投げ右打ち。投手。17年にエンゼルスと契約。20年1月にダイヤモンドバックスへ移り、20年8月にメジャーデビュー。21年4月にブルージェイズ、22年8月にパイレーツへ移籍。主な球種は直球とスライダー、チェンジアップ。MLB通算18試合で1敗、防御率5.84。