阪神・高橋遥人 ブルペン投球再開 感触上々、捕手立たせ直球10球 「ペース上げて入れれば」
着実に歩を進めている。昨年4月に左肘トミー・ジョン手術を受け、復活を目指す阪神・高橋遥人投手(27)が29日、鳴尾浜で27日からブルペン投球を再開していたことを明かした。
「2日前に1回入って、結構強めに投げてって感じですかね」。捕手を立たせたまま直球のみを約10球。「寒くても投げられそうだったので投げました」と経緯を説明した。術後初、久しぶりのブルペン投球となったが、感触は上々だ。
「ちょっとずつという感じですけど。マウンドに立って投げるイメージっていうのはずっとできている。今までも、けがして期間が空いてもすぐ合わせられるなって自分でも思うんで、体が整ってきたら球速とかコントロールとか(を上げて)投げられるだろうなって感じはしました」
この日も鳴尾浜のブルペンに姿を現したが、「入ったというほどではない」と軽めの調整だったもよう。春季キャンプでは球数なども増やし、徐々にペースアップしていく考えだ。
「沖縄では(ブルペンに)入れるようにと思って1月はやってるんで。もうちょっとペース上げて入れればいいなと思います」。このまま順調に状態を上げ、1軍のマウンドで復活した姿を見せる。