阪神・大山“脱力のススメ” 鳥谷臨時Cから鉄人極意授かった!居残り塾で送球補習

 「阪神春季キャンプ」(10日、宜野座)

 阪神の大山悠輔内野手(28)が10日、臨時コーチとして招かれた元阪神の鳥谷敬氏(41)から“脱力のススメ”を授かった。

 連日の“鳥谷塾”では大山、渡辺諒、熊谷の3人が守備指導を受けた。サブグラウンドで約1時間。計488本のノックを浴びた。大山は練習後も熊谷とその場に残り、身ぶり手ぶりを交えながら約10分間の“補習”。“脱力送球”における腕の振り方などを学び、「今まで本当に力んでやっていた」と、これまでを振り返った。

 計18年間の現役生活で通算2243試合に出場し、遊撃手では歴代1位の667試合フルイニング出場を誇る鳥谷氏は、長いシーズンを戦い抜くための脱力の重要性を誰よりも知る。「全試合、全イニング出るために同じパフォーマンスをどれだけ少ない力でできるか」。鉄人が理想を追求してきたからこそ到達した境地だった。

 大山は岡田監督から「4番・一塁」での固定を明言されている。“アレ”を成し遂げるためには主砲がシーズンを通して出場し続けることが欠かせない。「(鳥谷氏の教えを)やらない理由はない。既にイメージでやろうと思っている」。余分な力みを解放し、要所でパワーを爆発させる。

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