阪神・岡田監督「すごい戦力になりそうな感じがしますね」新戦力の大竹を絶賛【一問一答】
「阪神春季キャンプ」(12日、宜野座)
阪神・岡田彰布監督(65)が第3クールを総括した。テレビインタビューの一問一答は以下の通り。
-第3クールが終わった、思い描くキャンプはできている。
「このクールは2試合、紅白(戦)もできたしね。これも1、2軍が両方とも沖縄でやったからできたと思うし。これは実戦に向けてのスタートやからね。そういう意味では非常に良かったと思いますね。この2日間はね」
-2軍選手も緊張感のある実戦になった。
「そら1軍の選手とノックを受けるね、シートノックをやるだけでも全然違うと思うし。それでまた何かつかむもんもあるかもしれんし。プレーを見てね。若い選手に関しては、すごい大きいことと思うよ」
-紅白戦初日に1軍のノックを見に来いと若手は早く来ていた。
「そらやっぱり全然違うから。それで徐々に若い選手はそれにもっと近づくように練習していったらいいと思うんですよ」
-紅白戦では大竹の出来が良かった。
「今日も良かったね。ブルペンからずっといいっていう感じで。今日のイニングを見ても先発候補として3イニング、エラー1個だけだった。そういう意味で左が伊藤(将)1人、ローテーションは(左が)1枚なんですごい戦力になりそうな感じがしますね」
-才木と西純も順調。
「ブルペンのボールを見てたらね、野手も相当手こずると思ったけどね。野手もある程度対応しとったね。それはちょっとびっくりした。あの速いストレートとフォークにしても(実戦が)何か月も空いているなかで、実戦で見極めたりね、ファウルで逃げたり。投手、打者とも順調に来ているんじゃないかなとは思いますね」
-秋季キャンプから取り組んできたダブルプレー。昨日は中野と小幡。きょうは中野と木浪。素晴らしいプレーでダブルプレーをとった。
「確実にとれるダブルプレーはとると。ファインプレーはいらないし。年間、何個かはそういうすごい当たりをゲッツーしたりはあると思うけど、まずはピッチャーがゲッツーを狙って、内野ゴロを打たせて、それを確実にね、ゲッツーを取るというね。まずそっからだからね」
-スカイAの放送で広島元監督の緒方孝市氏がシートノックが違う、キャッチボールの仕方から目の色が違うといっていた。
「それは11月の(秋季キャンプで)若手主体いうても、参加してないのは2、3人だったけどね。こういうことをやるっていうチームの方針でカットプレーにしても送球をもっと早く投げられるピボットプレーにしても。エラーが多いとかそういうレッテルをずっと貼られていたけど、それはそれで関係なしに、もう1回一から基本に戻って。スローイングミスというか、相手が捕ったら早く投げる、ストライクを投げる、相手が次に投げやすいところに投げる。それは基本だから。それを去年の秋のキャンプからやってきたことは徐々にできてきているんじゃないかな。それは自分らでは分からないけど、他の人が見て、良くなっているなと思ってくれたらそれでいいと思う」
-森下がシートノックにも入った。(1軍に)ゴーサインは。
「今日初めて入ったみたいで。次のクールでゲームとかあるけど、徐々に使っていこうかなと。外野争いがそんなに簡単じゃないんで。外野で競争している同じタイプの打者とか、ポジションがかぶる選手とか。そういう選手もまだまだこれからね。今決める話じゃないんで。これから実戦の中でみんながそういう形で徐々にね、結果を出していってくれれば、3月半ばぐらいにはある程度誰かが勝ち取っている姿を見たいと思いますね」
-次のクールからは対外試合が始まる。
「中野が(WBCで)ちょっといないので、二遊間の連係とかは。1カ月以上外れるのかな。渡辺(諒)を含めていろんな連係を試してみたいと思うし、当然、試さないといけないんでね、その間は。まあ渡辺を含めてね、いろんな連携を試してみたいと思うし。あとは外野戦争ですね。内野はある程度ポジションを固定したんでね。一、二、三塁はバッティングに専念できるように、もっと結果を出してくれたら良いし、あとは外野ね。まだ早いけど徐々にキャンプ後半の実戦になってきたら、生き残りになってくるんじゃないかな」
-板山を含めて争いが楽しみ。
「みんなライトばっかり行きたがるから。勝手にライトを守りにいくんだよな。何にも言ってないのに。ミエセスとかもね」
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