阪神 B・ケラーがノースローで引き揚げる 前日に岡田監督が「危機感持て」ブルペン入りの少なさ指摘
「阪神春季キャンプ」(21日、宜野座)
阪神の新外国人、ブライアン・ケラー投手がキャッチボールを行わないまま室内へ引き上げた。
メイングラウンドで全体アップに参加した後、サブグラウンドへ移動。その後、これまではプライオボールで調整後にキャッチボールを行うという流れだった。だが、この日はジョグをした後、グラブを手にしたものの、久保田投手コーチと約3分間言葉を交わしてからサブグラウンドを後にした。時折、笑顔も見せていた。
B・ケラーを担当している藤本通訳がサンズ駐米スカウトと話す場面もあった。
前日に打撃投手として登板した際には、打者11人に42球を投げて安打性3本、2四球。岡田監督からは「いつでも投げさせてもらえると思ってたら、そんな枠ないかも分からんぞ。今の状態を見とったら。やっぱり(球数を)投げて感じをつかまないと、しっくりもけえへんやろ」と苦言を呈されてた。
今キャンプでブルペン入りしたのはわずか2度で、球数は計101球。指揮官は投手コーチを通じて「危機感を持て」と指摘したと明かしていた。