阪神・ドラ2門別らルーキーへの期待と1軍経験選手の奮闘 アピール不足の選手も

 「阪神2軍春季キャンプ」(27日、具志川)

 阪神は27日、沖縄の1、2軍キャンプを打ち上げた。リーグ随一と言われる投手陣の仕上がりは?注目された遊撃、両翼争いの現在地は?デイリースポーツの阪神担当が、テーマごとに今キャンプを総括する。

 初めて沖縄で行われた2軍キャンプ。ルーキーへの期待が高まるとともに、1軍経験豊富な選手の奮闘も見られた。ドラフト2位・門別(東海大札幌)は23日の練習試合・エナジック戦(具志川)でプロ初登板し、1回を三者凡退に抑える堂々のデビュー。

 秋山は20日の練習試合・中日戦(読谷)で今季初登板し2回4安打3失点(自責1)。課題は残したが、キャンプではほぼ毎日ブルペン入り。おかわりブルペンもこなすなど、黙々と汗を流した。一方、同戦で2年目の鈴木は2回5安打4失点。紅白戦でも1回2安打2四球2失点と制球に苦しんだ。

 野手では山本が、さすがの存在感を示した。紅白戦を含む5試合9打席で1本塁打を含む5安打。1軍昇格へ猛アピールし、和田2軍監督も「ずっといい」と評価した。

 ドラフト3位・井坪(関東第一)は16日の練習試合・中日戦(読谷)で“プロ初安打”を放ち、中堅守備も難なくこなした。一方、1軍昇格も期待された北條、高寺、小野寺などはアピール不足の印象。左上肢のコンディショニング不良で出遅れた前川も、4試合で1本塁打のみと物足りなさが残った。

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