阪神・青柳“逆算ローテ”方針歓迎 ブルペンでは投げ込み王も「全く自覚なかった」

 春季キャンプの投げ込み王に輝いた阪神・青柳晃洋投手(29)が28日、開幕に向けて岡田監督が示す“逆算ローテ”の方針を歓迎した。キャンプ中の、全体練習のブルペンでは、チーム最多の867球を投じて、調整を続けていた。

 「逆算と言ってくれると、早く分かるのでありがたいです」

 指揮官は、9日のオープン戦・オリックス戦(京セラ)から開幕ローテを逆算した先発陣を登板させる見込み。開幕投手の最有力候補である右腕は「金曜日に当てはめてくれるなら自分が開幕という気持ちでやります」と万全の準備を誓った。

 今キャンプでは1クールが4勤1休の場合、2日目以外の3日間でブルペン入り。捕手とサイン交換するなど実戦モードで取り組んでいた。球数の集計結果を聞き「全く自覚がなかった(笑)」と驚いたものの「WBC(侍ジャパンへの選出)があるかもしれないので、ある程度投げられる体ができていたのと、自主トレでやってきた動き作りから、投球までつなげるのにまだ感覚が合わなかったので」と多くの球数を投じた理由を明かした。

 次回登板は4日・オリックス戦(甲子園)の予定。「順調にクリアしていって開幕に向けてやるだけ」。エースとして迎える今季へ、快調に歩みを進める。

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