阪神 新庄日本ハムに逆転負け 大山が対外試合21打席ぶり安打 伊藤将の登板回避で先発の桐敷は5回5失点

 5回、桐敷は万波に2ランを許す(撮影・山口登)
 6回、右前打を放つ森下(撮影・高部洋祐)
 3回、大山は左翼線に二塁打を放つ(投手・吉田、捕手・宇佐見)=撮影・山口登
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 「オープン戦、阪神4-5日本ハム」(11日、甲子園球場)

 阪神は先発の桐敷が5回8安打5失点と乱れるなど敗戦を喫した。

 大山が三回に対外試合21打席ぶりの安打を放った。2死一塁から吉田の145キロ直球をとらえ、痛烈な左翼線二塁打を放った。

 阪神は0-1の四回、先頭の渡辺諒が左二塁打で出塁。1死三塁から坂本の左前適時打で同点とした。2死から近本が右前打でつなぐと、2番・小幡の中前適時打で逆転に成功した。

 五回に4点を奪われ2-5とされたが、佐藤輝が右前打、渡辺諒が2打席連続二塁打で出塁すると、2死二、三塁から坂本が三塁ベースを直撃する左前適時打を放ち、4-5と1点差に迫った。坂本は3安打3打点の活躍を見せた。

 六回にはドラフト1位・森下(中大)が1死二塁から代打で登場して右前打。2試合連続安打を記録した。

 阪神は左腰の張りで別メニュー調整が続いていたノイジーが「1番・左翼」でオープン戦に初出場し、2打数無安打だった。

 先発の桐敷は5回8安打5失点。2-1と逆転した直後の五回には、万波に内角スライダーを左翼ポール際へ運ばれるなど一気に4失点を喫した。先発予定だった伊藤将が左肩の違和感を訴えて登板回避。12日のオープン戦・巨人戦に2番手以降で登板予定だったが、急きょ巡ってきた先発機会でアピールすることはできなかった。

 2番手には今季も中継ぎを務めることが決まった岩貞が登板。名前がコールされると球場にどよめきが起こった。背番号14は1回を1安打無失点に抑えた。続く石井は1回無失点、K・ケラーは1回2奪三振を奪うなど無失点

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