阪神・岡田監督 新助っ人B・ケラーをばっさり「そらもうそんな無いよ、投げるとこは無いと思う」2軍再調整を示唆

 6回、中山に適時打を打たれ追加点を許すB・ケラー(撮影・立川洋一郎)
 6回、ブリンソンに死球を与え、帽子をとるB・ケラー(撮影・高部洋祐)
 巨人に勝利し、ナインとタッチを交わす岡田監督(中央)=撮影・高部洋祐
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 「オープン戦、阪神5-3巨人」(12日、甲子園球場)

 阪神の新助っ人B・ケラーは2回2/3を4安打3失点。3四球1死球と制球も乱れ、開幕ローテが遠のいた。

 1イニング目の四回は三者凡退に抑えたが、五回に崩れた。2者連続四球と重盗で1死二、三塁のピンチを背負うと、ブリンソンに遊撃へのボテボテの適時内野安打を許した。

 六回も松田、中山に連続タイムリーを許した。さらにブリンソンに死球を与えたところで降板。予定の3イニングを投げきることができなかった。

 今季初登板となった2月26日・日本ハム戦(名護)は2回1安打1死球1失点。岡田監督から「日本の野球をなめたらあかんよ」と苦言を呈された。5日は2軍の教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)に先発し、4回3安打無失点と好投していたが、1軍では結果を残せず。

 岡田監督は「いや、もうこないだファームでナゴヤで抑えてたとかなんか言ってたけど。だから、まあ上で投げるんだったらな。今日でも三回やん。一回りなわけやから。その辺をどうかなと思ったけど、今日の感じでは、しんどいよな。2ストライク追い込んで、先頭パーンと打たれたり。そのへんのやっぱり細かさというか、慎重さとかそんなんが全然ないわな」とばっさり。2軍での再調整か問われると、「そうなると思うよ。ピッチングコーチがな、そらもう、そらもうそんな無いよ、投げるところは無いと思う」と降格を示唆した。

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