「オープン戦、阪神－オリックス」（２５日、京セラドーム大阪）

　野球日本代表「侍ジャパン」に選出され、第５回ＷＢＣで世界一メンバーとなった阪神・中野拓夢内野手（２６）、湯浅京己投手（２３）が２５日、チーム本隊に合流した。

　両者は試合前の激励セレモニーに登場し、祝福の花束を受け取った。

　中野は試合前の円陣でさっそく声出し役を務めた。ＷＢＣ決勝前に大谷が「（ＭＬＢのスター選手に）憧れるのはやめましょう」と声出しをしたことを参考に、連敗が続くチームを鼓舞するような声出しを行った。以下は全文。

　「世界一になって帰ってくることができました。応援ありがとうございました。決勝で大谷さんが憧れるのをやめましょうと言っていました。今、チームがちょっと連敗続きでネガティブになっている人が多いと思います。見た感じ多いと思います。今日は憧れるのをやめましょうじゃなくて、ネガティブになるのをやめましょう。今日はポジティブに自分ができるってことを信じて積極的に楽しんでいきましょう。さあ、行こう！！」