元阪神のバース氏が私生活語る 引退後に離婚と再婚を経験 水頭症を患った長男・ザクリー氏の現在、孫の存在も明かす
セ・リーグが開幕する3月31日の阪神-DeNA戦(京セラ)で始球式を務める元阪神のランディ・バース氏(69)が30日、デイリースポーツの取材に応じ、1988年の現役引退後の私生活について語った。引退後は離婚と再婚を経験。子供は前妻との間に2人、現在の妻の間に1人。孫は5人いることを明かした。
前妻との間に誕生した長男・ザクリー氏と長女はすでに結婚し、それぞれ子宝に恵まれているという。
「ザクリーの子供は男の子、女の子。長女の子供は男の子、女の子、女の子。1番幼い子は1歳半だよ。男の子はもう大学の年齢になっていて野球はやってないけど、女の子はソフトボールをやっているよ」と相好を崩した。
現役引退後には離婚し、2002年に再婚。すぐに次女・レミーさんが誕生し、現在20歳だという。
バース氏が阪神でプレーしていた時に水頭症を患った長男・ザクリー氏は現在、タイヤ製造メーカーのグッドイヤーに勤務しているという。「現役の頃は小さかったけど、42歳になりました。ロートンにはグッドイヤーのアメリカで最も大きなタイヤの工場があるんだ」と明かした。
現在は自身が生活しているオクラホマ州ロートンで、子どもたちも生活しているといい、充実した生活を送っている様子だった。
自身は1988年の現役引退後、故郷の米オクラホマ州で農場を約20年、経営。その間にロートン市の議員、オクラホマ州の議員を務めた。
農場経営と議員を兼務する時期もあったというが、「忙しくて農場の方には時間を費やせなくなった。それをリースとして貸していた。今も牧場は所有しているけど、貸している状態」。現在はのんびり過ごしているという。
議員を務めている間に、大学からコーチのオファーが来たこともあったが、タイミングが合わなかったという。「議員の仕事が忙しくて、時間がなくて、『議員を引退してから考えます』と答えてたら、別のコーチが入ったので」と現在は野球に携わっていないことも明かした。