阪神・岡田監督「嫌な予感したよね。頭よぎったよね」昨年は大逆転負けの悪夢 今年は湯浅が切り抜ける

 開幕戦を勝利で飾りナインとタッチを交わす岡田監督(80)=撮影・立川洋一郎
 DeNAに勝利し、平田ヘッドコーチ(左)と握手を交わす岡田監督(撮影・中田匡峻)
 2回、打席に入る前の青柳(右)をベンチに呼ぶ岡田監督(撮影・中田匡峻)
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 「阪神6-3DeNA」(31日、京セラドーム大阪)

 阪神・岡田彰布新監督がタテジマで5276日ぶりの勝利。3点リードの九回、1死満塁のピンチを招いた場面については「嫌な予感したよね。頭よぎったよね」と苦笑いを浮かべつつも、守護神・湯浅をたたえた。

 昨年は評論家として大逆転負けを見ていただけに「自分は関係ないんだけど(笑)。去年の見てたからね。嫌な予感したよね。頭よぎったよね」と苦笑い。それでも湯浅は0点でしのぎ「抑えないといけない重圧あると思うし、内容抜きにして0点に抑えたのが一番」とたたえた。

 開幕ショートに抜擢した小幡が3安打2打点をマーク。特に2点リードの八回、貴重なダメ押しタイムリーを放ったことが白星に結びついた。二塁にコンバートした中野は好守を披露。新二遊間がいきなり効果を発揮した形だ。

 開幕投手の青柳は六回途中までスコアボードにゼロを並べていたが「最初から飛ばしていたからね」と球数が90球を超えたところでスイッチ。継投に入り、リードを守り切った。

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