阪神・岡田采配、ズバリ!1ストライクで代打起用の原口がダメ押し2ラン 「きのうのお返しせなあかん」前日好機で凡退

 8回、2ランを放った原口(94)と走者の中野(51)を出迎える岡田監督(中央)=撮影・高部洋祐
 8回、左翼スタンドへ2ランを放つ代打・原口(撮影・立川洋一郎)
 お立ち台でポーズを決める(左から)原口、森下、才木(撮影・山口登)
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 「阪神6-2DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神が2021年以来の開幕3連勝を飾った。岡田政権下では08年以来15年ぶりとなった。

 岡田監督は開幕3連戦を振り返り、「初戦も最後、苦しい場面もあったし。きのうもそうですけど。だから、みんなが場面、場面で仕事というか、役割をというか。おーん。それがちゃんとできているね」と、全員で勝ち取った勝利と強調した。

 4-2と2点差に追い上げられた八回2死一塁の場面では、打者・島田の初球に一走・中野が二盗に成功すると、0-1のカウントで代打・原口を起用。その原口がエスコバーの初球、154キロ直球をフルスイングして、左翼スタンド3階席へとたたき込んだ。

 この起用について、「きのうのお返しを、原口もいかせなあかんし。(走者が)セカンドいったら原口は準備させとったんで」と、前日の勝ち越しの好機で凡打に倒れた原口にリベンジの機会を与えるためと説明。「きのうのきょうだし。速いストレートとらえられるのは原口かなあと思っていたんで。まあ予定通りだったかなと」と、思惑通りの采配を振り返った。

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