阪神・大竹 移籍後初先発で6回3安打無失点 村上のバットも真っ二つ 圧倒的なインパクト残す

 ヤクルト打線相手に力投する大竹(撮影・北村雅宏)
 力投する大竹(撮影・北村雅宏)
 6回、ベンチに戻った大竹(中央)に声を掛る岡田監督(右)=撮影・山口登
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 「阪神-ヤクルト」(8日、甲子園球場)

 現役ドラフトで阪神に加入した大竹耕太郎投手が移籍後初先発初登板に臨み、6回3安打無失点。虎デビュー戦で圧倒的なインパクトを残した。

 制球力が冴えた。初回は1死から青木に中前打で出塁を許したが

、山田を外角高めいっぱいの直球で一飛、続く村上はカウント2-2から内角高めの143キロ直球を打たせ、右飛に仕留めた。

 三~五回までは無安打投球。中でも圧巻だったのは四回のクリーンアップ斬りだ。先頭の山田はカウント2-2から123キロチェンジアップを低めに決めて見逃し三振。続く村上はカウント1-1から内角に141キロ直球をズバッと投げ込み、バットは真っ二つ。二ゴロに打ち取った。そして最後のオスナは初球、高めに投じた123キロチェンジアップで一飛に抑えた。

 公式戦では初となる甲子園先発。「恐れず攻めの気持ちを持って投げることができました。リードしてくれた坂本さんとも一緒にやりたいことができたと思います」と聖地の虎党の心をつかむ快投を演じた。

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