阪神-ヤクルトの死闘はドロー 両軍譲らず、ともに大ピンチをしのぐ

 10回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・高部洋祐)
 7回、勝ち越しのチャンスで中飛に倒れ悔しがるノイジー(撮影・立川洋一郎)
 9回、サヨナラの好機に、打席の中野(手前)に声をかける岡田監督(撮影・高部洋祐)
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 「阪神1-1ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 両軍譲らずドローとなった。

 三回に阪神がノイジーの内野ゴロの間に先制。だが、ヤクルトは七回に代打・川端の適時打で同点に追いついた。

 両軍譲らず4時間29分の熱戦。阪神は十一回に無死三塁の大ピンチを迎えたが、K・ケラーが山田、村上、オスナを抑え、無失点で切り抜けた。ヤクルトも十一回、1死一、二塁のピンチとなったが、近本を併殺打に仕留めた。

 ヤクルトはベンチ入りの投手を使い切る執念の采配。勝てば首位浮上の阪神だったが、あと一歩勝利には届かなかった。

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