「巨人－阪神」（１１日、東京ドーム）

　今季初の「伝統の一戦」に向けて、阪神の岡田彰布監督（６５）が球場入りし、報道陣の取材に応じた。一問一答は以下の通り。

　－渡辺諒が２軍で試合に出て死球も。

　「足やろ（笑）」

　－明日こっちに来る？

　「もう新幹線乗ってるよ。まだ乗ってないんかな（笑）」

　－登録は明日練習を見てから。

　「そうやな」

　－スタメンで起用も。

　「いや、明日見てからや。（２軍で）ヒット打ったいうてたな」

　－岩貞も２軍で投げたが１軍に。

　「岩貞の方が（伊藤将より）先に来ると思うけどな。まあ横浜からやけどな」

　－登録が上限の３１人。入れ替えも

　「あー、入れ替えはちょっとあるかも分からんな」

　－それも明日以降考える？

　「伊藤（将）がな、そないしてローテーションにちゃんと入るまでは、そないして、そこの一つな、先発やらしたいやつ（村上）もおるしな」

　－井上も２軍でかなり頑張っている。

　「だから、そんなん、上げるいうても人数の枠があるんやから、そらお前。そらなあ、チーム状態がめっちゃ悪くてな、代えなあかんとかな、そういうのやったらアレやけど、あんまりな、こういう時はあんまり動きたくないしな。何人かな、一人二人のアレはあると思うけど、あんまりそう、打順とかもそうやし、流れ的にもそんな代えたくないわ、あんまりな」

　－カードが一回りするまでは。

　「だからな、ピッチャーの右左とかあるけどな、それはでもお前、右やから左、左やから右とかて、ある程度対応というかな、経験せんと、おーん、長丁場やから、７月、８月くらいになってな、ある程度対戦して、これちょっと合わんなとなったらな、そういう（左投手に）右とかな、あるかも分からんけど。今はまだな、白紙の状態でな、左対左でもどういう対応するか分からへん訳やから、今年に関して。それをな、右やから左とかな、まだ決めつけんと。まだそういう状況やんか。まだ４カード目やのに（笑）」

　－ここまで思ったよりいい感じできているという感触か。

　「だから言うてるように、最初からスタートでばーんといくとかな、そんなん無理やと思てるから。ある程度な、新しいチームになったというか、メンバーもだいぶ代わった、ポジションも代わった、そういう中で形がな、ある程度できれば、おーん、徐々にみんな上がっていくと思うけど、まだちょっと手探りの部分あるもん、そらな」

　－いい感じではきている。

　「それはいい感じで来てるよ、おーん。思ってた通りというか、今やったら思ってた以上やな、おーん。以上の感じでな、やってくれてると思うよ。新しいメンバーもな」

　－特に手応えを感じているのは。

　「ええ、手応えて、まあ、最初の３試合はな、あんなんうまいこといきすぎやからのお。あんなん１年間通したら、お前、楽勝で勝てるけど、あんなふうにあんなもん、お前。ヤクルト戦みたいなあんなんの繰り返しで、おーん。逆にああいうゲームは若い選手、力をつけていくもんな、自信になってるもんな。ピッチャーも野手もな」

　－ヤクルトとは年間通じてああいう戦いになる。

　「いや、そんなことないわ（笑）。そら村上も打ちよるやろ。そんなんお前、いつまでも抑えられへんよ（笑）」

　－バントもすごく決まっている。

　「だから、バントはな、どっちか言うと成功して当たり前の部分があるやんか。失敗した方がすごいな、影響が大きいというかな、それも一緒やん。当たり前のことをな、ちゃんとやってるということやと思うよ」