七回完全投球で交代の阪神・村上「自分らしい投球ができた」 非情の交代でプロ初勝利逃す

 8回、代打を告げられてベンチで苦笑いの村上(撮影・堀内翔)
 6回、吉川のピッチャー返しをつかむ村上(撮影・高部洋祐)
 8回、岡本和(手前)に同点のソロを浴びた石井(撮影・堀内翔)
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 「巨人-阪神」(12日、東京ドーム)

 七回までパーフェクト投球を続けながら、八回の打席で原口に代打を送られた阪神の村上が、降板後に球団を通じてコメントを出した。

 「試合前から誠志郎(坂本)さんとも『丁寧に投げていこう』と話をしていましたし、うまくリードしてもらいながら自分らしい投球ができたと思います。特に、四球を出さずに投げられたことが1番ですし、テンポ良く投げることができてよかったです」

 村上は初回を三者凡退で立ち上がる快調な滑りだしを見せると、七回まで84球を投じ、一人の走者も許さない完璧な内容を続けていたが、岡田監督が交代を決断。直後の八回に登板した石井が岡本和にソロ弾を浴びて、プロ初勝利も逃していた。

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