阪神・小川 5月中の実戦復帰目指す 12月の右肘手術後3度目ブルペン「まだまだかな」

 昨年12月に「右肘関節鏡視下手術および尺骨神経前方移行術」を受けた阪神・小川一平投手(25)が19日、5月中の実戦復帰を目指すことを明らかにした。先週からブルペン投球を再開。この日は術後3度目のブルペン入りを果たし、変化球も20球交えながら、計40球を投じた。

 力強いミット音をブルペンに響かせた。ただ、「全然ダメです。まだまだかなと思います」と振り返った。20日はノースローにとどめ、患部の状態をうかがいながら慎重に調整を進める。

 昨季は開幕ローテ入りを果たし、4試合に先発。4月20日・DeNA戦では、勝ち星は付かなかったものの、7回無失点の好投を果たした。ただ、この登板を最後に右肘の張りを訴えて抹消。7月に実戦復帰するも、10月のフェニックスリーグで再発し、手術を決行した。

 「5月中に試合に入れればなと思います」。今後は先発と中継ぎの両にらみで、復活への歩を進めていく。

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