3位転落の阪神・岡田監督「それはわからへんよ」青柳の次回先発は明言避ける「ストライク入るようにとは言えん」

 3回、途中降板を命ぜられベンチへ引き揚げる青柳(撮影・立川洋一郎)
 3回、小笠原にタイムリーを打たれる青柳(撮影・飯室逸平)
 足早にベンチをあとにする岡田監督(撮影・飯室逸平)
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 「中日4-1阪神」(21日、バンテリンドーム)

 阪神は逆転負けで首位から陥落。連敗となったが9勝7敗1分でまだ貯金は2つ。エース青柳が2戦続けて五回を持たない背信投球。さらに佐藤輝は3打席連続三振を喫し、最終打席も詰まらされての三邪飛と厳しい内容だ。指揮官は青柳の次回先発について「わからへんよ」と明言を避けた。

 岡田監督の試合後の一問一答は次の通り。

 -青柳は制球が。

 「昨日と一緒やな。昨日と一緒のコメントにしといて」

 -ずっと良くない

「いや、良くないよ!」

 -状態が上がりそうになく三回で。

 「上がって来るとかそういう問題じゃないやんか。そら打たれるから代えるんであって。そんなん調子上がるとかの問題やない。調子上がってないやん。毎回点取られて」

 -どの部分が良く無い?

 「いや、コントロールよ。前も開幕の前に話したけど、クイックしてもストライク入らんかったから。言うてるやろ?まずストライク入らんかったら勝負できひんわけやから。俺が思てたんは、クイックいうのはバッターのタイミングを外すということやんか、そやろ?バッターの打つな。でもそのボールがストライク入らんかったらバッター振れへんで。それだけのことやなあ。それでボール、ボールなったら一緒やんか」

 -改善策は?

 「いやいや、だから、そらあ、最多勝2年取ってなあ、それでストライク入らんことの、それは解消せなあかんの?(笑)最多勝2年のピッチャーに、ストライクが入るように練習せえとは言えんやろ」

 -信頼するピッチャーだからこそ、1軍で使い続けて。

 「いや、それは分からへんよ。昨日も言ったけど、今終わったところやからな、でもあんまり今日なんかはな、開幕投手同士のゲームやから、そら重要性分かるやんか、あんなこっちも点とれんのになあ、まあ最初にうまいことラッキーで1点取れた、はい、すぐ逆転じゃのお、結局、そうなるやろ、うーん」

 -初回もバントでいったが、そういうゲーム展開を想定して。

 「いや、そら開幕のええピッチャー同士やからなあ、まず先に点取らなあかんいうかなあ」

 -小笠原は緩急が

 「緩急…ああ、まあカーブもよかったんちゃう?そらお前、そらあないして抑えてるんやからよかったと思うけどなあ」

 -佐藤輝もカーブにやられた。

 「ボール球のな、カーブじゃないやんか、ボール球や」

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