阪神・大竹が5回3安打無失点の好投 ハーラートップタイ3勝目の権利手に降板 思い出のマウンドで73球

 5回、浜田を中飛に打ち取り、雄たけびを上げる大竹(撮影・高部洋祐)
 1回、村上(手前)を三邪飛に打ち取る大竹(撮影・高部洋祐)
 力投する大竹(撮影・高部洋祐)
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 「ヤクルト-阪神」(28日、神宮球場)

 阪神の先発・大竹耕太郎投手(27)は5回3安打無失点と好投し、3勝目の権利を保持したまま、マウンドを2番手・石井に譲った。

 初回に3点のリードをもらった大竹は快調に左腕を振った。三回2死から並木に左前へ運ばれるまで安打を許さなかった。四回は1死から4番・村上に死球を与えたが、続くサンタナの大飛球を中堅・近本が背走しながら好捕。オスナを見逃し三振に仕留めた。

 五回は中村、長岡に連打を許し、代打・武岡の投犠打で1死二、三塁とされた。失点の危機にもセーフティースクイズを仕掛けた並木を投ゴロ、浜田を中飛に打ち取った。

 「まず、序盤からリードを奪ってくれた野手のみなさんに感謝します。正直状態自体は良くはなかったですが、良くない中でどうやったら抑えることができるのか、(坂本)誠志郎さんと話しながら、諦めずに1人1人勝負できたことは良かったと思います。ただ、先発として5回で代わってしまったことは反省しなければいけないですし、6回、7回と、もう1イニングでも2イニングでも長く任せてもらえるような投球をできるように、次回に向けてしっかり準備したいと思います。」と語った大竹。早大時代に東京六大学リーグで慣れ親しんだマウンドで73球を投じ、ヤクルト打線を封じ込んだ。

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