藤川球児SA 岡田阪神にエール「徐々に岡田さんの血の色に染まってきている感じがする」

 名球会ブレザーを贈られた藤川SA(左)と握手を交わす岡田監督(撮影・山口登)
 佐々木主浩氏(右)から名球会ブレザーを授与される藤川SA
 記念写真に納まる(左から)佐々木主浩氏、高津監督、藤川SA、岡田監督、名球会事務局・松元潤一氏
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 「阪神0-5ヤクルト」(10日、甲子園球場)

 昨年12月に名球会入りした阪神・藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(42)が10日、甲子園球場で行われた名球会のブレザー授与式に参加した。

 名球会会員の佐々木主浩氏がブレザーのプレゼンターを務め、その後、岡田監督、ヤクルト・高津監督から花束が贈られた。藤川SAは19年前の秋季キャンプを思い返していた。

 「04年のオフに岡田監督が『22番と17番あるぞ、どっちにするんだ』と言ったんですよ。『小魔神くらいなれるやろ』と言ってくれて、岡田監督が22番にしてくれました」

 佐々木氏、高津監督は現役時代に22番を着用し、22番へ導いてくれた指揮官も聖地でそろった。「その(22番の)方たちに挟まれて、22番をもらった岡田監督というのもすごい縁」と余韻に浸った。

 日米通算245セーブ。これまで名球会入りの条件は250セーブが必要だったが、特例で加入が決定した。

 最後にタテジマの後輩たちへエールも送った。「徐々に岡田さんの血の色に染まってきている感じがする。僕は選手たちに乗り遅れんなよって(言いたい)。乗り遅れないでやってほしいし、急がなくてもいいと思うので、一体感が出て夏くらいに勝っていけば面白いのでは」と今後の成長、戦いに期待した。

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