阪神・湯浅 連投テスト「問題なし」 16日からの2軍・中日3連戦で実戦復帰

 ついに虎の守護神が実戦モードに突入する。右前腕の張りで2軍調整中の阪神・湯浅京己投手(23)が14日、鳴尾浜のブルペンで連投テストを実施。経過が良好であれば、16日からのウエスタン・中日3連戦中に実戦復帰することになった。

 この日は変化球を交えて30球を投じた。前日13日のブルペン投球では同様に28球。登録抹消後、初となるブルペン投球の連投となったが、「問題ないです」と好感触を示した。

 これまでは患部の状態を上げることに専念していたが、今は1軍復帰後も想定できている。この1週間で4度ブルペン入りし、投げた球数は計約140球。「上(1軍)に戻ったらそれぐらい試合で投げると思うので」と慎重な姿勢を保ちながらも、順調に調整を重ねてきた。

 和田2軍監督は「状態を見てからだけど、問題がなければ名古屋から(実戦復帰)になると思う」と説明。安藤1軍投手コーチは「何試合か投げて状態を見てから(昇格を)判断する」と今後の見通しを示した。

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