阪神 新2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」起工式 百北社長は「常勝球団作る」

 25年3月開場予定の阪神2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」の起工式が18日、兵庫県尼崎市の小田南公園で行われた。阪神・杉山オーナー、百北球団社長、阪神電鉄・久須社長、同・秦会長、松本尼崎市長ら約90人が出席した。

 新球場の実際のホームベースと同じ位置での始球式も実施。新施設には甲子園と同じ形状の野球場や、甲子園室内練習場の1・5倍の広さとなる室内練習場、選手寮兼クラブハウスが建てられる。

 ボールを自動回収する打撃マシンなど、鳴尾浜にはなかった設備も導入される予定。百北社長は「練習環境を整備して、常勝球団を作るのが一番の目的。アレを継続的に目指していかなくてはならない」と意気込んだ。

 阪神本線、阪神なんば線が交わる大物駅が最寄り。電車内からも球場を見られることには「プロ野球選手はファンに見られることで大きく成長できる。その面でもこれ以上ない環境」と話した。

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