阪神・岡田監督、背信の青柳におかんむり「もうええわ青柳の話は」 打線が奮起も「ならんで良かった勝ち投手に」

選手交代を告げてベンチへ下がる岡田監督(撮影・立川洋一郎)
4回、ソロを放った佐藤輝(8)を出迎える岡田監督(撮影・高部洋祐)
5回、3ランを放った大山を迎える青柳(中央)=撮影・山口登
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 「阪神7-10広島」(19日、甲子園球場)

 猛虎打線がクリーンアップの一発攻勢で驚異の追い上げを見せた、連勝は7でストップ。エースの青柳が大誤算だった。全員左打者を並べた広島打線に初回、5安打と2四球で打者一巡の猛攻を食らい、一挙5失点。二回以降立ち直ったかに見えたが、五回には2死無走者から、最後は投手の玉村に2点適時打を献上。今季ワーストとなる5回8安打7失点でKOされた。

 岡田監督の一問一答は以下の通り。

 -青柳はずっと立ち上がりのところかなあと。

 「うん、いやあ、ずっとやんか。なあ。何回も同じことをなあ、お前。うん」

 -ボール自体も。

 「そらボール自体もあかんのやろ。5点もとられるんやから。ボール自体の問題やないやないか。何点取られか、というところやろ。そら、初めて投げさせたピッチャーと違うんやから」

 -監督は何回も見てきて、我慢されてきたが、きょうも見て同じ。

 「そら同じやんか。あんなんもう…」

 -再調整を考える時期か。

 「再調整って、そらもうこっちが決めることやからな。まあ、普通に考えたらそうやんか。ずっーとお前、先発ピッチャーが五回以上投げて勝ち星ついてる流れをな、そういう流れでずっと来てるわけやから。五回もあんなん、ピッチャーに打たれへんかったら勝ち投手やで。ツーアウトからデッドボールからやろ。勝ち投手なんやで7-5で。ならんで良かった勝ち投手に」

 -自分で立ち直ってもらわないといけない。

 「いや、もうええわ青柳の話はもう、ほんまに(笑)分かるやんか、そんなもん、お前」

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