「マイナビオールスターゲーム２０２３」（７月１９日・バンテリンドームナゴヤ、同２０日・マツダスタジアム）ファン投票中間発表が２３日、行われ、阪神の村上が先発投手部門で１万２１０６票を集めた。

　２２日の第１回発表ではセ・リーグの首位を走る阪神勢が、１２球団最多の５部門で１位を占めた。この日も変わらず、岩崎、大山、中野、木浪、近本の５人が各部門のトップ。さらに先発投手部門では、ファン投票ノミネートに名前がない村上が、２位に付ける。

　１位の巨人・戸郷が１万２５３９票で、村上は１万２１０６票と肉薄する。ファン投票では郵送、ネット投票とも、ポジションごとに選手をノミネート。投手部門では各球団、先発３人、中継ぎと抑えが１人ずつが投票用紙に記載されているが、阪神の先発部門は西勇、青柳、才木の３人だ。

　マークシート形式の公式投票用紙では、ノミネート選手以外の投票も可能だが、球団名、守備位置、背番号をマークする必要があり、例年はノミネート選手が上位に来る傾向が強いだけに、改めて村上の注目度を表す結果になった。

　ファン投票は６月２８日に最終結果が発表される。